遺品整理業者によるネコババ(貴重品の無断持ち出し・横流し)は、逮捕事例が報道されており、国民生活センターにも相談が寄せられている問題です。被害を防ぐための方法として、「作業前に貴重品を自分で取り出す」「立ち会う」「作業を録画する」が有効とされています。
この記事では、ネコババの具体的な手口と被害が起きやすい状況を整理したうえで、業者選びのチェックポイントと万が一の際の相談窓口まで順を追って説明します。依頼前に読んでおくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

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遺品整理業者によるネコババ(貴重品の無断持ち出し・横流し)は、逮捕事例が報道されており、国民生活センターにも相談が寄せられている問題です。被害を防ぐための方法として、「作業前に貴重品を自分で取り出す」「立ち会う」「作業を録画する」が有効とされています。
この記事では、ネコババの具体的な手口と被害が起きやすい状況を整理したうえで、業者選びのチェックポイントと万が一の際の相談窓口まで順を追って説明します。依頼前に読んでおくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

監修
たての遺品整理 代表
舘野 久璃洲
遺品整理士 / 宅地建物取引士
新卒から不動産業界で活躍し、大手不動産会社で勤務したのち、たての遺品整理の代表として活動。大田区でリフォーム事業を営む中で遺品整理のご相談が多く、地域密着で丁寧・誠実な対応を心がけています。
代表紹介を見る ›ネコババとは、他人の所有物を無断で持ち去り自分のものにする行為を指します。遺品整理の文脈では、業者スタッフが作業中に遺品の中から現金・貴金属・ブランド品・切手・骨董品などを無断で持ち出し、自ら使用したりフリマアプリや買取業者に転売したりするケースが該当します。
法的には窃盗罪(刑法235条)に当たり、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。また、許可なく他人の遺品を売買・転売すれば古物営業法違反になる場合もあります。「遺族が気づかないだろう」という意識で行われるため、発覚しにくい点が特徴です。
ネコババ=窃盗罪(刑法235条)
10年以下の懲役または50万円以下の罰金。遺族の依頼で自宅に立ち入っている業者であっても、無断で持ち出せば犯罪行為です。
遺品整理業者による窃盗は、ニュース報道や裁判記録として実際に確認できる問題です。国民生活センターには遺品整理に関するトラブル相談が継続的に寄せられており、料金トラブルと並んで「貴重品がなくなった」「形見品が消えた」という内容が含まれています。
過去には以下のような事例が報道されています。
警察庁の犯罪統計では、家屋侵入を伴わない「信頼関係を利用した窃盗」のカテゴリーに類似事案が含まれており、検挙実績があるとされています。
参考:警察庁「犯罪統計資料」
手口を知っておくことで、依頼前のリスク管理に役立ちます。代表的なパターンは以下の4つです。
①「不用品」扱いによる無断持ち出し
遺族が立ち会っていない間に、現金・貴金属・切手・商品券などを「これは廃棄品だ」と判断して持ち去るケース。引き出しの奥や衣類のポケットに入ったままの現金が狙われやすいです。
②フリマアプリ・買取業者への横流し
持ち出したブランド品・骨董品・電化製品をメルカリ・ラクマなどに出品したり、古物商の買取業者に持ち込んだりして換金するケース。個人のスマートフォンで出品するため、会社が関与しているかどうか判別しにくいです。
③複数スタッフによる組織的な分業
リーダー格のスタッフが見張り役を務め、別のスタッフが死角でポケットに入れるなど役割分担をするケース。複数人による持ち出しが可能になります。
④「無料回収」をうたった強引な買取・持ち去り
「処分費用ゼロ」をうたい、価値のある品物を遺族の同意なく「引き取り」として持ち去るケース。事後に転売しても、遺族が追跡する手段を持っていないことが多いです。
被害が発生しやすいのは、業者を監視できない環境が重なったときです。以下の状況に該当する場合は特に注意が必要です。
被害防止の基本は「業者が持ち出せる状況を作らない」ことです。以下の5点を依頼前・作業当日に確認することをおすすめします。
業者が来る前日までに、部屋全体の写真・動画を撮影しておくことをおすすめします。撮影しておくことで、作業後に「なくなった」と感じた品物について証拠を残すことができます。貴重品リストを手書きでメモし、撮影済みのものと照合できるようにしておくと安心です。
「作業後に貴重品がなくなっている」と気づいた場合は、すぐに行動することが回収・解決への近道です。時間が経つほど証拠が失われ、転売された品物の追跡も難しくなります。
業者選びの注意点は遺品整理の注意点、大田区での選び方は大田区の遺品整理業者おすすめ選び方もご覧ください。まずは無料見積もりからお気軽にご相談ください。
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